その4 サハラ砂漠と夜

ずいぶん間が空いてしまいましたが、いよいよサハラ砂漠到着までです。

その前にホテルで朝食を。甘いクレープ。バターの濃度が大変濃くて、というかミルクの味がしっかりしていておいしい。ハチミツをかけていただきました。

オアシスみたいなところへ寄り道。ガイドさんについていくと、ベルベル族の昔ながらの住居が。



いらっしゃい、とベルベル人の奥様が迎え入れてくれます。

ベルベル族の伝統工芸品の一つ、ベルベル絨毯を作っているところを見学。というか展示即売会みたいな。重いので買いませんでした。


みんなそれなりに聞いています。

こちらが絨毯を織る際に使われる道具。左右に引っ張って使います。
実際に触らせてもらいましたが、これがなかなかかたくて難しい。体力勝負。

できあがった絨毯はこんな模様です。カラフル。色や形、それぞれに意味があり、ベルベル人にしかわからないメッセージが隠されています。聞いた話によると、ほかの部族に嫁いだ娘さんが、実家に絨毯を紡いで送り、その模様が手紙代わりになっていたとか。「しあわせにくらしています」あるいは「虐待されています、助けて」など…。

見学した後、外に置いてあったバケツがチープでかわいかった。

お昼ごはんはすてきなテントで。



ねこもいました。いろんな布の組み合わせがすごくかわいい。様々な模様、柄、厚さの布なのに、なぜかどこへ行っても統一感があるのですよね〜。

タイルも、布も。


鳥肉とお豆のタジン、ベルベルオムレツ。


ご飯を食べた後は、トドラ渓谷へ。スターウォーズ・エピソード1に出てきそうな風景です。



ぴゃーーーーーーー。圧巻。
さらに車でどんどん進むと、だんだん道がガタガタしてきました。
地面は砂!!そして…

らくだキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

乗るよ乗るよ
この子はイケメンだと思う。でもイケメンには乗れませんでした(´・ω・`)


先頭には通称アリ(アリババ)がいて、ひっぱっていってくれます。





砂漠っぽい写真が撮れました

↓あくびしてるところ


表情豊かなラクダたち。
テントについたら砂丘を登ります。砂に足をとられてなかなか進めない。砂は暖かくてさらさらと細かくてとても気持ちいい。靴を脱いで登っていきます。夕陽を見るために頑張って。

ピンクに染まる砂丘


みんなが歩いたあしあと。


お夕飯はみんなでタジンと、あったかくて甘いミントティー。

ご飯の後はアリたちが、火を囲んで、タブラみたいな楽器を演奏してくれました。謎かけとともに。「古くからあって、太陽とは仲が悪い、神話にもなった。これな〜んだ」「星?」みたいなノリ。

どうでもいいですがアリはちょっとジョンガリアーノに似ていました、小柄でしたけど。
こうして砂漠の夜はふけていきました。
続くよ!!

その3 サハラ砂漠までの道のり

久々にモロッコ旅行記の続きです。1泊2日のコースもありますが、大きな砂漠にはいけないとのこと。せっかくなので、2泊3日のコースで向かいます。
1時間くらい遅刻した(笑)ガイドさんの車に乗っていざ出発。車のステッカーがきもかわいくて、気になる。

ストーンズのぱくり?重なってるとさらにきもい。

途中、景色のよい所は、車を降りて記念撮影させてくれます。ほんとうに土でできた街だなーと実感。見渡す限り建物や土の茶色と、青空の青しかない。美しいコントラスト。

さらにずんずんすすむよー

みてこのかわいい外観!色あせた、なんとも言えないピンク色。

ロッコではバラを使ったコスメ、バラの香りの香水、化粧水やクリーム、オイル、石鹸など様々なものが売られています。パッケージもピンクが基調でかわいい。

お店のタイルも可愛い。

撮影スポットで見た、露天商。でも無人でした…このがらくたごちゃごちゃ感たまらない。


なんだか恐竜とか出てきちゃいそうです。さて、そうこうしているうちに、本日泊まるお宿に到着。

…ん、何やら黒い物体が近づいてきます。

スタタタター

「いらっしゃーい、あらーはるばる日本から?それはそれは」とばかりに愛想をふりまくわんこ。超可愛い。

ごろん
このホテルは渓谷の中にあるので眺めは最高によいです。

テラスに出るとドーンと渓谷。

手洗い場もかわいい。

タイルもこんな。色遣いとか形も様々。いいなあ。お部屋にペタペタしたいなあ。


せっかくなので、近くをうろうろしてみることにします。おじいちゃんが細々とやっているお店に寄ってみました。真ん中の、ガゼルの骨でできているという扉みたいな鏡の白いバージョンが気になり、値引き交渉開始!250ディルハムくらいで落としました。壊れないようにと、新聞紙と紐でぐるぐるに巻いてくれました。下のじゅうたんも可愛かったけれど、重いので諦めました。

ずんずん進んでいくと、今度は小さなバラコスメの専門店が。手書きの文字や、絵が大変かわいらしい。

男の子がひとりでやっていました。洞窟みたいな店内。

所狭しと商品が並べられています。バラコスメのセットを買ったらおまけしてくれました。


狭いけれど、バラの香りと、愛情にあふれたかわいらしい店内でした。
ホテルに戻って、みんなとごはん。絵本に出てきそうな、木でできた大きなスプーンでハリラースープをのみます。

ハリラースープは断食明けに飲む滋味深いスープ。とてもやさしい味がします。(実際今回の旅行で助けられましたw)野菜のたくさんのったタジンも。


部屋へ戻ってから砂漠仕様に砂が入らないよう、一眼をビニールでぐるぐるに覆います。暖房のないホテルだったので、この日は寒すぎて、コートを着込んで寝たものの、なかなか寝付けませんでした。本当に寒かった。次回はいよいよ、砂漠へ向かいます!

お花見と女子美会

桜を見に行ってきました、砧公園まで。
満開、人もいっぱい。自粛ムードになんて流されない。
迷惑掛けずに楽しんで、東北地方の食べ物や飲み物を消費させていただくことだって、復興につながると思うのです。
川沿いの桜も見事。








前日は、女子美会してました。なつかしい美大時代の仲間と再会。

りっちゃん、えみちゃん、のんちゅう。みんな変わらない、うれしい。本当はお花見の予定だったのですが、あいにくの雨。新宿でだらだらカフェはしごしました。

ブルックリンパーラーでごはん。ここには幅 允孝さんセレクトの本がたくさんあります。

りっちゃんが自身のブランド、Ricco.の手帳くれました。めっちゃかわいい!

彼女の作品、それはもうすごくかわいいので激しくおすすめします。サイトはこちら。

Ricco.

子羊のローストがおいしすぎて写真撮るの忘れました。ケーキも美味しかった…

そしてマダムシルキュでお茶。サーカス小屋みたいな作り。内装は青木むすびさん。

新宿でお茶、というと大体この2店舗によくいっちゃいます。

この女子美メンバーで「けいれん部」というものづくり(お菓子からものまで、とにかくなんでも)をする謎の部も作ったし、これからが楽しみです。ゆるく、のびやかに、とりあえず「おひげ」を作ってみることから始める予定。

3/11東北地方太平洋沖地震

今回の東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方に心よりご冥福をお祈りします。そして、被災された方、ご家族や大切な方を亡くされた皆様、心よりお見舞い申し上げます。

すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、役立ちそうな情報を載せておきます。

災害用伝言ダイヤル「171」
伝言録音
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.ダイヤル「1」を押す
3.自宅の電話番号を押す。
4.伝言を録音する。

伝言再生
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.ダイヤル「2」を押す
3.自宅の電話番号を押す。
4.伝言を再生する。

▼災害用ブロードバンド伝言板(web171)
https://www.web171.jp/top.php

Google災害特設サイト
http://goo.gl/saigai

▼避難所名簿共有サービス
http://goo.gl/ganbare

Google Person Finder(安否確認サイト)
http://japan.person-finder.appspot.com/?small=yes

▼SAVE JAPAN
http://savejapan.simone-inc.com/

少しでも何かできないかと思い、義援金に協力させていただきました。こちらのサイトでは、どちらもマッチング・ギフトで、一口200円を400円にしてくれます。

グルーポン
http://www.groupon.jp/cid/7995/dtype/main
▼DMM クーポン
http://coupon.dmm.com/deals/dmmbokin/

少しでも多くの命が救われますように、お祈りいたします。

その2 伝統工芸館、ジャマエルフナ広場、スークを歩く

さて翌日は早起きして、伝統工芸館やジャマエルフナ広場へ向かいます。
その前に朝ごはんです。

クッションがたくさんあるのがモロカンスタイルな感じですねー。
ホテルの朝ごはんのお部屋にあったタイルはこんな感じ。入口も、ステンドグラスで可愛いね!

まずは翌日に行く砂漠ツアーの予約をします。今回現地で予約したのは何と言っても安いから。日本でオプションツアーを申し込むと5万円〜が相場ですが現地なら1万円弱で予約できます。ホテルアリ(HOTEL ALI)の窓口でサハラツアーに参加したい、とお願いすると近くの同系列の代理店へ連れて行ってくれます。

砂漠ツアーのサイト。見にくいですが。
入り口のヘタウマ系のイラストを見て、じわりとテンションがあがります。

無事に予約を済ませ、伝統工芸館へ向かいます。
街の道路の表記が、ディズニーランドを彷彿させます。

伝統工芸館とは、市場で売られている商品のおおよその値段が決められたお店が集まっているところです。そう!モロッコの市場には表示価格が存在しません。だいたい観光客と分かると、市場価格の3倍くらいふっかけられたりします。お店の人との値引き交渉が全てなのです。ですので、スーク(市場)へ向かう前にこちらで大体の値段をチェックしていきます。こちらが、伝統工芸館の入り口。

中にはこんな商品が。モロカンランプや

無性に気になった謎の手描きタイルなどがありました。白い衣服に身を包んだ四人組が気になって仕方ありません。

これはフェルト職人さんたちの仕事場。

こうやってサボンノワールというオリーブの黒練り石鹸をつかって、フェルトを自由自在に操っています。

いたる店先に、かわいらしい鳥かごが!模様がかなりかわいいです。

壁紙にもかわいい模様が。

伝統工芸館を出て、スークへ向かいます。大きい鳥かご。持って帰りたい…無理だけど…

明日はらくだにのるので同行者、友人Aとらくだをかいました。

カメレオンも売り物です。ペットではなくかっぴかぴに乾燥させて煎じてお薬にするそうな。手に乗っけてもらいましたが爪が痛かったです。でも可愛かったです。お前…乾燥されてお薬になっちゃうんだネ…

イヤダー!とばかりにはっしとつかまれる。
おおなんだかスークっぽい雰囲気になってきました。

ランプやさん。ここまでたくさんあると圧巻ですね〜

お菓子屋さんに布地を売るお店にバブーシュ屋さんなど


広場では動物の頭も売られていました。角がなくて判別不能。ガゼル??なんだろう・・・

ヘナタトゥーを施してもらいました。さくさく書いてくれるのはいいのですが、荒い!


ロバ「眠いです疲れました」ほんと良く働いてますロバさん。荷物運んだり、ゴミ運んだり。

くんくん(何故か足の裏の匂いを嗅がれる)「餌はないんですか?」

日も暮れてきました。

有名な水売りのおじちゃん。正面からカメラを向けるとチップチップうるさいので後ろから。

フナ広場で飲むオレンジジュースは生搾りでほんのり自然な甘さで絶品です。1杯4ディルハム(40円)くらい。

夜ごはんを軽くすませたのでずっと気になっていたアレを…

アレ。そう、かたつむり(エスカルゴ)を食べよう。以下小さめにのせておきます!こんなふうにつまようじで殻から出して、そのままいただきます。そんなにおいしくなかったです。



スークは物量がハンパなく、何回覗いても飽きないです。大量のマルシェ(かご)バッグ!

モロカンランプってほんとにカラフルでかわいいなー

つづきます。

出発〜マラケシュ到着まで

ずっと前から憧れていたモロッコへ行ってきました!
10日間、しかし行き帰りと、移動に4日かけて…、本当に遠かった〜!モロッコへの直行便は出ていないので、今回はドバイ乗り換えで行ってきました。
成田空港からフライト9時間。行く前から免税店が世界一だ、という噂だったドバイの空港。中はこんな感じでした。近未来的。

正直そこまで価格は安くなかった…、ドルとUAEディルハムが使えます。免税店も確かに多いけれど、似たお店が多くてふ〜んって感じでした。免税店のおみやげ屋さんにはこんなものが…誰得?

空き時間があったので空港のシャワールームを借りました。さっぱり。スポーツクラブにあるような簡易的なシャワールームです。タオル、アメニティ等はありません。ご利用される方は持ち込みましょう。

そして乗り継ぎ。ドバイからカサブランカ間は8時間くらい。

カサブランカ空港からCASA VOYAGEURS駅までは車で移動。こちらがCASA VOYAGEURS駅。郊外へ出る鉄道はこの駅からすべて出発する、鉄道の中心駅らしいです。何やらかわいいシャンデリアがかかってます。

海外で列車を見ると自然と「世界の車窓から」のテーマが脳内に流れますよね。

ここからが長かった…一本乗り遅れてしまった私たちは2時間ほどカフェでまちぼうけ。そして3時間半くらい電車にゆられてやっとマラケシュ駅へ。ついたころはとっぷりと日が暮れていました。

まずはごはんだよね!ということでホテル近くのレストランで食事を。こちらはモロカンサラダ。キュウリにトマト、玉ねぎ、ピーマンなどがドレッシングで和えられてさっぱりとしておいしい!


こちらはケフタタジン。ミートボールに様々なスパイス、トマトソースベースでおいしかった。移動とご飯で終了しちゃった。
次回は伝統工芸館とジャマエルフナ広場の様子をお送りします。

サロン・デュ・ショコラ SALON DU CHOCOLAT 2011@新宿伊勢丹

新宿伊勢丹で開催中の「サロン・デュ・ショコラ」行ってきました。
http://www.isetanspecial.com/sdc/

まずは毎回お邪魔してるクリスティーヌ・フェルベールさんのところへ。
今回はジャンポール・エヴァンさんと一緒にサインされてました。

アルザス出身の彼女の作るジャムは、とてもおいしくて、数年前に初めて口にしてからのファンです。今回はエヴァンさんとコラボした、カシスとチョコレートのジャムを購入。

今回はテーマが「日本」ということで、こんな扇形のチョコレートや

ダルマ型チョコレート

そして干支のウサギをモチーフにしたチョコレートも。

こちらもすべてチョコレートでできていました。

こちらはDebailleul(ドゥバイヨル)のパッケージ。
プリントがとても美しいです。

Prestat(プレスタ)のパッケージも華やか!

日本酒をベースに作られたチョコレートのお酒がとてもおいしかったので購入しました。

ココシュスイート
http://www.niigataya.net/SHOP/4935787202483.html
あたたかいミルクで割るととてもおいしかったです!

Mazet(マゼ)のブースです。不思議な調理器具です!魔法が使えそう☆

ここでしか味わえないチョコレートがたくさんあって、多くの方で賑わっていました!